2025.06.24
究極のお米タイム 「ライススタイルショップ ハラダ」さんと循環型農業の未来
鹿児島県薩摩川内市に、お米の新しい楽しみ方を提案するユニークな場所へ訪問してきました。
市比野温泉郷の近くにある老舗米問屋「原田米店」が手掛ける「ライススタイルショップ ハラダ」さん。
単にお米を売るだけでなく、その背景には、持続可能な社会を目指すグリーナーと、ゼロテックファームの取り組みと共通する、食と環境への深いこだわりが見え隠れし貴重なお食事の時間を体験することができました。
お米のプロが紡ぐ「ライススタイル」
なんと「原田米店」は80年以上の歴史があるそうです。
そして、2022年にオープンしたのが「ライススタイルショップ ハラダ」さんとのことでした。
オーナー様が直接消費者にそのおいしさを届けたいという想いから生まれたこのお店だそうで、お米の量り売りだけでなく、お米にまつわる雑貨販売、さらにはランチ提供まで行う、まさに「米のライフスタイル」を提案するワクワク感やすべてに興味をそそる場にお邪魔することができました。
店内は、コンクリート打ちっぱなしのスタイリッシュでとってもお洒落な空間。
これまでの「米=和」のイメージを覆し、若い世代も気軽に、そして年齢問わず立ち寄りたくなるそんな雰囲気の店内でした。
こだわりの米選びと五感で楽しむ食体験
店内に入って右手のショーケースには、10種類ほどの銘柄がおしゃれに並び、1kgから量り売りで購入できるとのこと。
訪れるたびに新しいお米との出会いが楽しめる場所になっており、
どんなお米を選べばいいか分からなくても、「お米のスペシャリスト」が厳選してくれます!!
魅力的のは、オーナーさん自ら産地を訪れ、生産者の想いに触れながら仕入れを行っているとのことでした。
厳選されたお米が主役の絶品ランチ
「ライススタイルショップ ハラダ」さんではランチが楽しめます。
今回いただいたのは人気の、厳選されたお米を堪能できる「釜炊きごはん御膳」(1,700円)です。
おひつで提供されるご飯は、湯気と共に甘い香りが立ち上り、つやつやでふっくら。お米の美味しさと贅沢な味わいに感動しました。
この日のご飯は、北海道産 新砂川ゆめぴりか。最高金賞を受賞した銘柄です。
お米の新しい魅力に気づかされる、至福のひとときとなりました。
循環型社会:グリーナーとゼロテックファームとの共通点
「ライススタイルショップ ハラダ」さんのこだわりは、ただ美味しいお米を提供するだけに留まりません。
店内で販売されるお米を使ったストローや、クラフト紙素材の米袋を再利用した耐久性抜群のバッグなど、お米の可能性を広げるユニークな商品が数多くあり楽しみ満載な空間です。
これらは、地域資源の有効活用や循環型社会の実現を目指す、グリーナーやゼロテックファームの理念と深く共鳴するものだと感じました。
グリーナーとゼロテックファームは、地域で発生する食品残渣やを回収し、それを活用して新たな価値を生み出す「循環型社会」を目指し、廃棄物を原料に高品質な堆肥を製造し、
化学肥料に頼らない持続可能なお米づくりをしています。
「ライススタイルショップ ハラダ」さんが、お米の新たな価値を創造しその可能性を広げているように、グリーナーとゼロテックファームもこれまで廃棄されていたものを資源として捉え、地域内での循環システムをさらに構築していきたいと考えております。
お米から広がる、豊かなライフスタイルと未来
「ライススタイルショップ ハラダ」さんは、単にお米を買う場所ではなく、
「お米とともに、ライフスタイルをもっと素敵に過ごしてほしい」
という想いが込められた空間でした。
かまどで火をおこし、釜を使った炊飯体験ができる「おくどさん体験」や音楽ライブなどのイベントも開催され、お米を通じて豊富なコミュニティが生まれています。
美味しいお米を味わい、その背景にある生産者の想いや環境への配慮を感じることは、私たちの食生活だけでなく、日々の暮らし、さらには社会全体への意識を変えるきっかけとなるでしょう。
「ライススタイルショップ ハラダ」さんが提案する「お米の新しい楽しみ方」と、
グリーナー・ゼロテックファームが目指す「持続可能な循環型社会」は、互いに異なる分野でありながらも、
「地域資源を大切にし、豊かな未来を創造する」という点で共鳴できる部分があると感じました。
もし、鹿児島へ行かれる際はこの素敵なショップを訪れて、お米のプロが厳選した味わいを堪能し、
そこから広がる食と環境の未来に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
至福の時間をありがとうございました。
INFORMATION
ライススタイルショップ ハラダ/原田米店
https://www.riceperformance.jp/
住所
鹿児島県薩摩川内市樋脇町市比野2454−1